放牧中

もはや見えぬ光よ かつて私の物だった光よ もう一度私を照らしてくれ

POG2020-2021反省

あとはオークスとダービーと葵Sを残すだけの2020-2021シーズンのPOG。netkeibaのPOGダービーに参加していましたが、現状20,723pt (平均17,358pt)で16,426位(46,288人中)という偏差値53くらいの結果。2週間後には新しく指名する馬のことしか考えられなくなるので、今のうちにふりかえる。

自分なりの方針(今後も続ける予定)

・同じ父の馬は2頭まで
牝馬は最低2頭は選ぶ

指名馬(ポイント順)
サトノレイナス 8,550pt 4戦2勝
阪神JF桜花賞でソダシに勝てず2着と惜しい結果が続いているがオークスではなくダービー出走。
3歳牡馬のレベルを考えればいい勝負になるはず。

アスコルターレ 4,520pt 6戦3勝
ノーザンファーム生産のドゥラメンテ産駒では一番賞金を稼いでいる。
と書けば聞こえはいいが、気性だけで短距離走らせる方針は理解不能だった。
府中1800とか合いそうなんだけど。

レガトゥス 1,800pt 6戦1勝
ブエナベントゥーラ 820pt 3戦1勝
デビュー前から期待されてたモーリス産駒の2頭。
高く売りたいからセレクトセール前にデビューさせたが、どちらも負けた。

産駒の特徴としては、末脚がないので先行して(ハイペースを作って)粘る競馬が多い(実際に重賞で3度もレコード勝ちしている)。
モーリスの実績を考慮して、マイル以下の短距離で走らせているが、瞬発力を要求される府中や阪神では勝てない。

グランデフィオーレ 1,480pt 6戦1勝
2歳で6戦も使うんだ。それで怪我。
兄のグランデマーレ(同厩舎)は怪我でクラシックを棒に振った。
なんだこの厩舎

パタゴニア 871pt 4戦1勝
1着ダノンザキッド(ホープフルS東スポ杯2歳S)、2着ワンダフルタウン(青葉賞京都2歳S)と、新馬戦のメンツが凄かった。
南米の一流牝馬にディープをつける黄金パターンがあるが、キズナでもいけるんじゃないかと指名した記憶。
想像してたのはソングラインみたいな走りだったんだけど……

イリマ 601pt 4戦0勝
勝てないレースが続いている。
姉のスカーレットカラーが2勝目を上げるまで2年近くかかっていたことをよく考えるべきだったな。

クロンターフ 540pt 4戦2勝
未勝利も負けたときは「キムテツ何してんの?」と思っていたが、休養明けは2連勝。
神戸新聞杯セントライト記念には間に合いそう。

ヴェルナー 531pt 4戦0勝
全兄クルーガーやサクセッションの活躍から指名した。

アルマドラード 270pt 3戦0勝
全兄レイデオロやレイエンダの


エピファネイア産駒はデアリングタクト以外に重賞馬がいない状況だったので避けた。
キングカメハメハ産駒2頭で勝ててないのが致命傷。
18年生まれのキンカメ産駒72頭のうち26頭が勝ち上がり、重賞を勝ったのはホウオウアマゾンだけ。
よく考えて指名すればよかった。

2021年の目標は全馬2勝以上。
あと現時点で重賞馬がいないので重賞取れる馬を指名したい。

3連勝以上でオープン入りしたダート馬の昇級初戦の成績

春のGⅠシーズンが到来した。4年連続リーディングのクリストフ・ルメールは、レシステンシアで高松宮記念に挑めたはず*1なのに、裏開催のマーチSで条件戦を3連勝してオープン入りしたアメリカンシードを優先した。
しかし、結果は14着。落鉄の影響*2もあるだろうが、条件戦を連勝し上位人気になった馬の結果がふるわない、いわゆる「昇級の壁」にぶち当たってしまったということなのか?

ということで、2016年1月から2021年3月末までの約5年間、3連勝*3以上で条件戦からオープン入りしたダート馬の昇級初戦の成績を調べた(表記は「馬名 レース 着順(人気)」)。

*1:武豊浜中俊と同じエージェントだし、実際に昨年のNHKマイルで騎乗している

*2:【マーチS】断然人気アメリカンシードまさかの14着大敗 ルメール「ペースが速くて前に行けなかった」 - サンスポZBAT!競馬

*3:今回負けたアメリカンシードが3連勝中だったから

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』感想(ネタバレあり)

この一週間、ずっと宇多田ヒカルの「One Last Kiss」を聴いている。
イヤホンをつけて音楽を聴く行為は、どう考えても孤独になる手段だ。
実際、「旧世紀版」でS-DAT(シンジが音楽を聴いているアレ)はそういう役割を果たしていた。

他人との触れ合いを拒絶し、自分の殻に籠る。
傷つきたくないから、誰も求めない。
孤独を願い、他人を拒む。

シンジがS-DATを聴くことは、自閉することと同義だった。

しかし、『新劇場版』では違う。
『:序』から『:Q』までの『新劇場版』三作において、S-DATはマリに拾われ(壊されもする)、シンジに捨てられ、綾波に拾われ、カヲルが修理し、シンジに落とされ、アヤナミに拾われる。

『新劇場版』で、S-DATが象徴するのは「孤」ではなく「縁」だ。

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