上記はいずれもまんがタイムきららフォワード連載のアニメ化作品。きららMAX連載の『きんいろモザイク』、『ご注文はうさぎですか?』の二大巨塔や、きららキャラット連載の『NEW GAME!』と比べると、盛り上がりには欠けてしまっている感が否めない。しかし、2018年冬アニメにて革命は起きた。
そう、『ゆるキャン△』である。
きらら系列原作のアニメでは『ごちうさ』以来2年ぶりに1万枚以上も円盤が売れた、と書けばその凄さを感じてもらえるのではないだろうか。ここまで売れれば△2期の可能性は大いにあるので期待したい。
そんな今ノリに乗っているまんがタイムきららフォワードの次のアニメ化の弾が、今回紹介する『はるかなレシーブ』である。
簡単にあらすじを言うと、高身長がコンプレックスのはるかと、身長が伸び悩んでビーチバレーを諦めたかなたの凸凹パートナーが、絆を深めながら夏の全国大会出場を目指す……というもの。
見どころはなんと言っても水着!
もいいのだけれど、徐々に絆を深めていくはるかなの二人の関係性が素晴らしい。
そこを踏まえて、1巻の見どころを紹介しよう。
それでも私はかなたちゃんとやりたい
かなたの元カノ前のパートナーの成美と組んでいる彩沙にかなたとのパートナー解消を勧められても、きっぱりとそう宣言するはるか。
ずっと待ってたんじゃないの?
この日を
パートナーを!!
はるかからの全幅の信頼にこたえてボールから逃げずにレシーブを受けるかなた。
「私 間違ってたのかな…?」
「間違ってないよ
成美のやさしさは絶対に間違ってない」
かなたがビーチバレーから離れた際に彼女をそっとしていたことを後悔する成美。それを優しく包み込む彩沙。
先日1巻だけ購入したのだが、この尊さのあまり、残りの既刊を一気買いした。
2巻以降も初試合、後輩加入、特訓、と盛りだくさん。もうすぐ5巻も発売される。
みなさんも、アニメ放映前に『はるかなレシーブ』を読んで通ぶろうではないか。